コラム

学祭3日目メインイベント(?)、ライブイベント予想

(2005/06/06)

(*注1・このコラムは考察ではなく亜子スキーの戯言だと思ってご覧ください)

今現在、本誌連載では熱い格闘大会が行われていますが、今日はもう少し先の展開を予想してみます。
ずばり、ライブイベントはどういった形で描かれるのか?
と言うかぶっちゃけ、私的イチオシの和泉亜子に出番増のチャンスはあるのか?(笑)です。

コミック9巻、76〜77時間目で、15歳バージョンのネギ(設定上ナギ)に出会い一目惚れ。恋せよオトメ状態になった亜子が、続く78時間目で釘宮に付き添われてライブのチケットをネギ(15歳)に手渡します。あっさりと描かれているのに加えて、アスナのタカミチへの告白と平行して描かれているということもあり、あまり目立ってはいませんが、恋愛ゲームで言えば明らかにフラグが立ってる状態になります。この状態でライブに進めば、なにかしらイベントが発生するのは間違いないでしょう。(と、亜子ファンの多くが期待しています(笑))
ここで注目しておきたいポイントが二つあります。
ひとつは世界樹伝説のこと。そしてもうひとつはネギのスケジュールについてです。

○世界樹
まず、世界樹伝説について考えてみましょう。
え?世界樹の話ってのどかとの「本屋DEデート」で終わったでしょ、って?
いえいえ、そんなことはありません。学園長の指令を思い出してみると、「学祭期間中、特に最終日の日没以降、生徒による世界樹伝説の実行の阻止」とあります。つまり、本当に重要なのは最終日の日没以降ということになるのです。
学園長や高音・D・グッドマン(高校生の魔法生徒)の発言から、1日目では60〜80%であった効果が最終日には120%になるという事実も確認できます。「戦いの歌」の作用があったにせよ、60〜80%でネギをキス・ターミネーターにするほどの魔力なのですから、120%の世界樹の力は恐ろしいとしか言いようがありません。

ここで簡単に世界樹についてまとめてみます。
・正式名称は神木・蟠桃
・強力な魔力をその内に秘めた魔法の樹
・22年に一度の周期で魔力が極大に達し樹の外へ溢れ出し、世界樹を中心とした六か所の地点に強力な魔力溜まりを形成する
・膨大な魔力が人の心に作用し、告白に関する願いの成就率は120%
・本当は来年のはずが異常気象で一年早まった

六か所の魔力溜まりというのがどこを指すのかですが、まず最初に出てきた世界樹広場がひとつ、そしてネギがのどかにキスをお願いされたどこかの屋上のカフェテラスが二つ目。またデート場所となった古本市会場も高音に危険区域と言われていることから、その周辺がエリアだと考えて3つ目。現在判明しているのはこの3つくらいだと思われます。

注目するのは「告白に関する願いの成就率は120%」という件でしょうか。のどかがしたのはお願いであって告白ではありませんでした。このことから見ても、今後告白を扱う話が出てくることは想像に難くありません。
ではいったい誰が誰に告白するのか、ですが、まずは一緒に学祭を回る約束を取り付けた明日菜がタカミチに告白すること、これが考えられます。格闘大会後であるため、タカミチとネギに対する明日菜の心境の微妙な変化にも注目です。
そして、なにより亜子です。世界樹の魔力のキーワードは『告白』ですが、告白というフレーズが設定に含まれているキャラクターが3-Aの中に一人だけいるのです。何を隠そう(別に隠してないけど)、卒業生の先輩に告白してフラレてしまったという可哀想な過去を持つ、和泉亜子その人です。
実際、亜子が世界樹伝説に関して少なからず興味を抱いていることも、本編76〜77時間目、79時間目あたりの会話から読み取ることが出来ます。76〜77時間目では、半信半疑だった亜子が麻帆スポを読んで伝説を信じるようになる描写が、79時間目では裕奈に嬉しそうに麻帆スポの記事を見せる姿が描かれています。
興味本位やお祭り騒ぎといった感情を含んでいるキャラクターが多い中、亜子はまじめに伝説を見ていることが分かります。これは以前告白に失敗したことが影響しているのではないでしょうか。「ウチも先輩に世界樹の下で告白したら良かったわー」というセリフからもそんなことが窺えます。

○3日目スケジュール
さて、亜子が告白する相手はもちろん、赤いあめ玉で15歳になったネギくん(亜子と釘宮は外国から来たネギのいとこの“ナギ”だと思っているが)ですが、ここで展開を予想する上でのポイント二つ目、ネギのスケジュールについてです。
ネギは釘宮に付き添われた亜子からライブのチケットを渡される訳ですが、その前にチアの3人にも同じようにライブに誘われているのです。つまり、15歳バージョンで亜子(と釘宮)から、10歳バージョンでチアから誘われていることになります。
これを律儀にきちんと踏まえた上で描かれるとしたら、ライブには“カシオペアを使って2回訪れる”か、“ライブ中に魔法薬を使って変身を交えて訪れる”かの2パターンが考えられる訳です。
では亜子にとってはどちらがいいのでしょうか?
カシオペア使用では、特に問題も無くスルーされそうな感じです。10歳と15歳で姿は異なりますから、会場で自分とバッティングしてもさほど問題ないように思います。
逆にカシオペアを使わない場合は、赤松マンガですから、なにかとドタバタコメディー的な展開が待っていそうで期待できそうではあります。メインメンバーの仲間入りである、いわゆる『魔法バレ』を予感させる展開です。
3日目の予定は、格闘大会の結果によって、エヴァとの一日デート。さらにさよと学祭巡りにライブイベントと、比較的少なめになっています。しかしエヴァとのデートがあるとすれば、ディナーとその後まで付き合わされて1日がそれで潰れてしまうことが予想されますので、カシオペアのお世話になることが濃厚です。
どっちになるかは予想できないのですが、亜子ファンにとってはドタバタコメディーが(と言うか亜子の魔法バレが)見たいところでしょうか。

○亜子のライバル
次は亜子のライバルについて考えてみます。単純に恋のライバルではなく、亜子の出番増を阻む要因としてお考えください。
筆頭として挙げられるのは意外や意外、出席番号1番、相坂さよです。さよは世界樹伝説について直接耳にしている一人ですし、最終日にネギと学祭を回る約束を残しています。この点、委員長やまき絵、のどかより一歩も二歩も抜きん出ています。さよとの学祭巡りには朝倉がなにか絡んでくることも十分予想できるので、最も手ごわいライバルとなるでしょう。そういえば朝倉は亜子がライブに誘うシーンにもいましたね。
また、亜子が惚れているのが設定とはいえナギであることを考えると、エヴァンジェリンが強力なライバルであると言えるかもしれません。格闘大会でネギが負けることが条件ですが、最終日に1日デートという約束もありますし、さよ同様見逃せません。
あと、エヴァの従者茶々丸も何気に世界樹を気にしている素振りを見せていましたし、最終日もエヴァにずっと着いていると考えるとすると、意外と要注意なのかもしれません。
と、見事に闇の福音&ドールがライバル認定されました(笑) 普通に戦えば亜子に勝ち目は無いですね。

○まとめ
これまで運動部4人組の一人でしかなかった亜子が、チアとバンドを始めたこと。それは亜子がキャラクターとして一人立ちを始めたということに他なりません。これは亜子が本編中でクローズアップされる前触れと考えることが出来ます。
メインの話が登場するのも、そう遠くないのかもしれません。そしてそれは学祭三日目、ライブイベントである可能性が決して低くはないということが言えるのではないでしょうか。
亜子は15歳版ネギのことを外国から遊びに来ているネギのいとこ、“ナギ”であると思い込んでいます。その点、すぐに告白しないと外国に戻ってしまうという心理が働くであろうことも見逃せません。
また、亜子のサポート役を買って出ている釘宮も、75時間目の会話を見ると分かるように世界樹伝説を信じている傾向にあります。ライブイベントにおいて何らかの後押しをしてくれる活躍が期待出来ます。
そして奇しくもライブ会場は世界樹のすぐ近く(と言うか真下?)に位置していますので、告白にもってこいの場所でもあるわけです。
何だかんだ言って、亜子が告白するための準備は整いすぎるほど整っている訳で、こりゃ期待するなというほうが無理です(笑)
7巻62時間目において
「先輩とか兄貴も将来何になりたいかわからんとかよー言ーてたけど」「その点ネギ君は元気あってかっこいいと思うよ」という発言を亜子がしています。
ここで以前告白した先輩を持ち出して「ネギ君は(その点では先輩より)かっこいい」と言っているのです。この先輩が本当に告白した先輩か確証は無いですが、年上の男性を対象としてしている会話の流れ上そうでないかと思われます。
その後「てゆーてもネギ君10歳やし・・」というお決まりの文句が付くのですが、しっかり15歳版のほうのネギに惚れているあたり、亜子は見る目があると言うことなんでしょうか。いや、1回振られてるんだからないのか?(笑)
とにかく、今は15歳ネギ(ナギ)に惚れている亜子ですが、本当の10歳のネギの良さに気づくとさらに出番アップが見込めるんですけどね…いつかそうなるといいな〜。

まとめとしては、今回のライブイベントにおいて亜子がなんらかのアクションを起こすことは間違いないでしょう。それがどんな結果になろうとも、出番は増えると考えられます。
亜子ファンとしては、格闘大会の燃え展開を存分に楽しんだ後で、亜子のクラスメート編を期待して待てるというおいしい日々になるかもしれませんね。

あくまで戯言、妄想のレベルですので、間違ってても何もありません。あしからず^^;

おまけ

10巻87時間目で登場したネギへの好意表。15位までが表示されている訳で、それより上位の順位予想はマガジン連載時にネットでもよく目にしました。
でもね、コミック買ったら16位が1ミリくらい見えてませんか?ほら、よく見て!(笑)
ちなみに図にするとこんな感じ。

どうでしょう?これ『和泉亜子』に見えません?画像はわざとそうなるように作ったので、見るのは10巻を見てもらいたいんですが、4文字だし、4文字目は「子」っぽいし3文字目は「亜」っぽい。1文字目と2文字目は微妙なものの、目を凝らしてみると「和泉」に見えてこなくも無い(笑)
気のせいですか、そうですか…
和泉亜子に見える人は私の仲間です(笑)

次回は「和泉亜子〜その傷と血嫌いの理由(わけ)〜」をお送りする予定です。

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