コラム

和泉亜子〜その傷と血嫌いの理由(わけ)〜

(2005/06/08)

(*注・このコラムは考察ではなく亜子スキーの戯言だと思ってご覧ください)

小ネタ好きや隠し要素好きの中では有名な話ですが、亜子には傷跡があります

初めて本編で描かれたのは意外に早く、1巻に収録の5時間目。運動部4人組がクローズアップされた最初の回になります。着替えのシーンで、右のわき腹に右斜め下向きに傷があるのが確認できます。

次の登場までは間があって、7巻収録の61時間目で再び描かれています。「南国マシュマロ帝国」水着がいっぱいの回です。海に向かって元気に駆け出していく3-Aメンバーの中にいる亜子の背中に傷が見えます。しかし今度は、背中の左わき辺りから右斜め下に向かっての傷であることがわかります。

他にも6巻53時間目、温泉のシーンにも小さなコマで見難いですが、それらしい描写があります。右わき腹です。

これらの傷跡の流れからして、亜子の傷跡は左わきから右のわき腹にかけて右袈裟に、背中いっぱいにわたっているという仮説が立てられています。

←こんな風

この傷がどんな経緯でつけられたものか、それは今後本編で描かれるまで分かりませんが、あまり漫画の中で負のイメージのネタを扱わない赤松先生のことですので、今後本当に描かれるのかということは現時点では不明と言わざるをえません。さよが密室殺人の被害者であるという案がボツったように、亜子の傷もあっさりスルーされる可能性も無きにしも非ずという訳です。

まあそんなことは気にせずに、もう少し亜子について見てみましょう。
亜子のプロフィールの中に「嫌いなもの:血、ケンカ」とあります。血といえば、傷とイメージ的に重なります。おそらく何か関係があるのではないかと思われます。
また、亜子のプロフィールにはいくつか矛盾な点があります。
ひとつは有名な話ですが、血が苦手なのに保健委員をやっていること。そしてもうひとつは5巻35時間目の朝倉情報「運動能力は高い」にもかかわらず(また、運動部4人組にもかかわらずw)自分でプレイする部活に所属していないことです。
ひとつ目は、まあ病院でお世話になったことをきっかけに医者や看護師を目指すみたいな話はよく聞きますし、想像次第で納得出来る範囲ではあります。二つ目も「そんなこともあるんじゃない?」程度に流せる問題だったりもします。

しかし、あえて仮説を立ててみましょう。というか妄想してみましょう(笑)。

仮説その1.亜子吸血鬼説
「え?血が嫌いなのになんで吸血鬼?」と思われる方もいるかもしれません。なんせ「ネギま!」での吸血鬼の代表がアレですから。でも、吸血鬼の中には吸血行動、果ては血そのものを嫌悪するものもいたっていいではないですか。(冬目景『羊のうた』 とか参照)
亜子みたいな平和主義な性格だと、そんな吸血鬼になりそうじゃないですか?
とすると、運動能力が高いにもかかわらず運動部に選手として属してないことにもある程度説明がつきます。自分が人間ではないから、対等ではないからという気持ちが先行して、競うことが出来ないのです。ああ、なんて可哀想な亜子…なんて切ない吸血鬼…。と言う訳です。
外見だけ見ても、青白い髪に赤い瞳とそれらしい色設定になっている点も見逃せません。…綾波は置いといて(笑)
あと、吸血鬼なら傷跡だって治せるんじゃ?という疑問は出てきますが、あえて残している、といった想像でカバーしましょう(笑)知識経験ないけれど、キャラとハートでおおまかカバー。

仮説その2.亜子極道の娘説
「ケンカで勝負はあかんよ〜(出席番号のうたより)」と歌っていることから分かるように、亜子はケンカが嫌いです。さらに分かることは亜子は関西弁を喋っているということです。(いや、そこからじゃなくても分かるやろ。というツッコミは却下)
このケンカが嫌いというのも、傷跡、血というイメージと重なってくるキーワードですが、ではなぜ亜子はケンカが嫌いになったのでしょう?ここでヒントになるのは、なんと関西弁です(えー。
ご存知の通り、麻帆良学園は大変大規模な学校です。これだけの学園を運営、維持していくには相当の資金が必要なことは明らかで、それ相当の学費、授業料が存在することが予想されます。ここに遠方から通わせるには相当な資産家であるとか、コネクションがなければ厳しいと考えられるのです。
3-Aで例を挙げてみると、遠方出身者として分かっているのは京都出身の木乃香、同じく刹那。あとは留学生の面々です。が、留学生たちは古、エヴァ、超など、なにかと一般の生徒とは異なるのでここでは割愛します。
木乃香は関西呪術協会の長の娘、学園長の孫という金もありコネも最強という人物です。刹那はその木乃香の護衛を任されていることからこれも例外となります。
ということで比較対照は一人しかいませんが(笑)、とにかく金持ちであってコネもあることは確認できました。
では亜子はどっちなのでしょうか?吸血鬼説だとすればコネもありそうですが、ここでは金持ちであるとします。ズバリ、亜子は関西の極道の娘だったのです(笑)
ある時、組同士の抗争に巻き込まれた亜子は背中に傷を負います。それを悔やんだ組長(亜子の父親)は亜子を遠くの学校に置くことを決めるのです。
ケンカが嫌いなのは、組の内外で常にそうしたことを見てきたから。可愛いバンソウコウが好きなのは、怪我をした組員たちをかいがいしく手当てしていたから。サッカー部のマネージャーをやっているのは、同じく手当て癖が抜けていないから。そんなことが考えられる訳です。

どうでしょうか?…え、ありえないって?まあそうでしょうね。その3.ただの一般人っていうのが普通に考えれば有力でしょう。
でもネギま!はキャラが多くてネタが豊富なので、たまにはこうして妄想してみるのも面白いですよ。
皆さんも是非、自分の好きなキャラで妄想してみてくださいね。(と、無理やり締めてみる(笑))

次回の予定は未定です。

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