ログ(2006/03)
ネギま!感想

+130時間目『ときめきデートはとんでもデート!』

2週間ぶり!
とりあえず今週のネギま!感想です・・

|先週の続き。
|デートの始まりは待ち合わせから…

 ○超の陰謀の…ヒント?

 紳士の務めとして(?)当然先に待ち合わせ場所に来ているタカミチさん。
 ナゾのシスター画の巨大メカ絵を見て時間を潰します。いやはや仕事熱心。

 で、問題の絵のほう。 文字で書かれたヒントは…

 ・メカ?
 ・石まんじゅう
 ・ウサギ?

 の3つ。……さっぱり分かりませんね(笑)
 まんじゅう繋がりで「肉まん君3号」とかだったらどうしましょう^^;

 と言うかタカミチさん、2枚持ってる紙のもう一枚はココネ画伯の作品なのでは?
 そっち見れば早いのに、あえてナゾのシスターの作品を選ぶタカミチさんに感服。
 例えるなら、佐藤利奈画伯の絵より小林ゆう画伯の絵に魅力を感じる多くのネギま!ファンと近いものを感じますね。(え?

 2枚目の絵を見る前に、息を切らせてアスナ登場。
 結局、まだ読者には『巨大メカ』の全容は分からずじまい。物語は進みます。

 ○おめかしアスナ

 いや、これは思わず目を奪われた方も多いのではないでしょうか。
 いいんちょばりに花を背負って登場のアスナさん、可愛さを含んだ装いに、下ろした長い髪、そして緊張ですっと伸びた背筋。普段とのギャップがこれでもかと詰め込まれ、掴みは完璧です。
 それでも子供っぽくならないようなコーディネート。木乃香GJですね。

 先週悩んでた髪は、結局下ろすことにしたようで……確かにイメージが大きく変わるので、気を引くには手っ取り早い方法ですしね。 来週あたり、外した鈴の髪留めが何かポイントになるような展開はありますでしょうか。
 あと、アスナが髪を下ろすとやっぱりネカネに似てますね(笑)

|扉絵

 今週は見開きで気合の入った扉絵。
 これまでにも何度かあったような『魔法に関わっているメンバー総動員』といった感じの人選ですが、ストーリーの進行に合わせて千雨や美空なんかが加わってるのがこれまでとの違い。個人的には千雨がいるのがなんとなく新鮮です。
 それに、パルがアニメ版での仮契約スタイルになってるのも見逃せないポイントでしょうか。原作でも、アニメ最終回で各所に波紋を呼んだ(?)イズミくんの登場なるか?(笑) そんでもってネギ16歳と亜子との3人で恋のトライアングル発生でダメですぅ図書館島とかそういうピンクな展開がが!(訳が分かりません

|デートスタート。
|ところが何故かハプニング続きで…

 まぁ何故かって言ったら“それが赤松マンガの伝統だから”なんですがね。

 ○大人しいアスナと少し饒舌なタカミチ

 まずは目的の再確認をするアスナ。最終目標は『告白』。自然と緊張も高まり口数も少なめに。
 一方のタカミチも、アスナの学校やバイトでの最近の様子を聞いたり、改まって「安心したよ」なんて言ったりして何やら浮き足立ったものを感じさせます。アスナに真実を伝える時が来たことに、多少なりとも心揺れているのか。あとアスナのお洒落に面食らってるってのもあるんでしょうね。

 それぞれがそれぞれの理由で、いつもとちょっと違う感じ。

 ○ヒゲライター→ミルクティーシャワー2段コンボ

 クセでタバコを取り出すタカミチ。それに強引に火を点けようとするアスナ。
 以前、しずな先生がタカミチのタバコを取り上げたシーンを見てしまったアスナさんでしたが、自分は積極的に容認することでそれに無意識に対抗している感じでしょうか。

 「いえっ 私 高畑先生の煙草 大丈夫ですからっ」

  …これはどうも本心みたいですけど(笑)

 おひげが火事からミルクティーぶっかけ、ついでに自分も水被りの連続技はお約束として……ウェイトレスさんのメイド服、どこかで見たような…。パルが着てたやつかな?
 まぁそれはさておき、あわてんぼうな所を見せてしまったアスナですが、タカミチはその抜けてる所に昔と変わらぬアスナの姿を感じて、いつもの距離感を取り戻せたような感じです。 雨降って地固まる、でしょうかね。

 ○迷子の手助け→ケンカ仲裁→サーカス脱走→ロボティラノ暴走

 そしてここからまたハプニングの連続。
 迷子の親探しから始まって、ケンカの仲裁というか鉄拳制裁、サーカスの動物捕獲とだんだんエスカレート。そして終いはロボティラノの暴走と、よくもまぁこれだけ起こるもんですね^^; ナゾのシスターのツッコミ「もうデートじゃねぇし」が的確に言い表してます(笑)

 最後、ティラノとのひと勝負で起きたちょっとしたピンチ。気と魔力の合一で倒れてきた柱を受け止めたタカミチが身動き取れない中、女生徒に向かって倒れる電池切れのロボティラノ。
 咄嗟にポケットに手を突っ込むタカミチに、思わず飛び出すネギ、高音、美空。しかし、そのピンチを救ったのは、大剣ハマノツルギを手にしたアスナ。

 午前中、アスナの試合を見ていなかったタカミチに、咸掛法を、ひいては成長した姿を見せることが出来たことは、このハプニングの中で不幸中の幸いとでも言いましょうか。アスナにとって大きな意味のあることだったように思います。
 咸掛法について、タカミチは幼き日のアスナに先を越されていた訳ですが、全てを忘れているはずの今のアスナが、咄嗟に、しかも使いこなしている様子を目の当たりにしてさぞや衝撃を受けたことでしょう。
 そしてアスナに全てを話す時が来たことを確信した……そんな風にも考えられる訳です。

 「このまま何も知らずに フツーの女の子として育って欲しいという気持ちもある」

 そう口にしながらも、タカミチは静に語り始めます。

|明かされるアスナの過去

 雪深い野原を行く若きタカミチと幼いアスナ。
  どこへ行くのか?
  どうするのか?
 その問いに、こう答えるタカミチ。

 「日本へ行きます」
 「幸せに暮らすのです お姫様 全てを忘れて・・ね」

 以下次号…。

 ということで、ここに来て「お姫様」ですか!
 いつだったか、ナギがアスナを「姫」と呼んだことがありましたが、ナギが言うとおふざけみたいで信憑性がなかったんですよね。(酷い言い様w)
 今回タカミチも「お姫様」と呼んだことで、アスナの出自がそれなりに高貴な身分である可能性が高まったと言えると考えられます。

 そして、マジックキャンセルやオッドアイ、ガトウとの関係(カグラと神楽坂?)など、アスナに隠された様々な謎のいくつかに関しても、次回以降語られちゃったりするのかなーといった期待感たっぷりの引き。
 次回、いろいろと見えてきそうな131時間目になりそうです。期待期待w

 

雑記

+ということで

2週間ぶりのご無沙汰でした。9216です。
なんかネギま!が休載だと2週開くのがデフォになりそうですね^^;

この2週間は久々にゲーム漬けで過ごしましたよ。
FF12とマブラヴオルタを同時進行で(笑)
空いてる時間をほとんどその二つで消費した結果がこの2週間でした…
いやはや面目ないです--;

とりあえずオルタは終わったんで、これからもうちょっとは更新できそう…かな。
FF12は開き直ってゆっくり進めようと思いますw(今レベル20くらい)

ネギゲー(ドキドキビーチサイド)も買ってはあるので、暇を見てちょくちょくやりたいところ。とりあえず亜子を!亜子を!w

そしてその前にこれを…

見たかったんだけど、もう遅いし明日かな…

見ながら思い出に浸りたいと思います(笑)

 

ネギま!感想

+129時間目『あこがれの人は有名人』

赤松先生の日記によると、最近マガジンの原稿締め切りが厳しくなったようで…。今週はスケジュール巻き戻しの回でもあり、大幅減の14ページとなってます。
そんなこともあり、

>>ネギまは、いつもギチギチに内容が詰まっているせいで、調査研究している
>>サイトさんやブログが非常に多いのですが、129話目は特に何もありませ
>>んので、無理して研究しないで下さいませ。m(_ _)m(←ぉぃ)
(3月7日)

というコメントをされてますが^^;、中々どうして、今週はセリフ多めなおかげで文字情報が多く、色々と考えたり出来そうな感じに仕上がってます。まぁ最後はちょっと尻切れ感がありますがw

内容の方は先々週の前フリ通り(カモの台詞「向こうは向こうで大変みてーだから」云々)、アスナとタカミチのデートに焦点を当てた話を持ってきましたね。
赤松先生曰く、今週はその内の、起承転結で言えば“起”の部分(笑) 久々登場の元・タカミチ救出隊の皆さんが、魔法界やタカミチについて和気あいあい(?)と語り合うといった内容です。

それでは最初から…

|シャークティーとアスナを伴って謎の巨大空間へ戻ってきた美空違う謎のシスター
|しかしそこはもぬけの殻で…

 あれだけたくさんあったロボットに、湖に鎮座していた巨大メカまで、みんな揃って無くなってしまった格納庫の中。カシオペア(?)で高飛びかな?
 果たして超は何をしようとしているのか? それが分かるのはもう少し先になるでしょうかね…。

 それにしても…ブルマにシスター帽ってのは赤松流の新しい萌えなんでしょうか?w
 しっかり名札も「ナゾのシスター」になっている芸の細かさには思わず脱帽。でも「3-A」残しちゃ意味ないっすよ美空さん。

 美空がそこまでして正体を隠したい理由は何なのかってのも、何気に気になるところではあります。“ただなんとなく”って可能性も十分ありそうなんだけど^^;

 そこへ高音と愛衣を連れて現れたタカミチさん。

 「絵に描けるかい? ココネ君」
 「オーイせんせー? 何で私には聞かないのかなセンセー?」

  …さすが元担任、ネギも最近まで知らなかった美空の性格もばっちり把握済み。
 (まぁその前の美空の答えを聞けば、誰でも「こいつに聞いてもムダだ」って分かるでしょうが…w)

 そんなこともあってタカミチさん、アスナとの3日目の約束を1時間後に繰上げ。なかなか話の早いジェントルメンです。
 と言うか、いくら暇だと言ったからって着替えを含めて1時間後にアポ取るのはどうなんだジェントルメン(笑)

 さてさて、スケジュール変更にはもう慣れっこですが、亜子のライブといい、当初3日目にあったはずの予定の繰上げが目立つような気がします…。超の陰謀…クライマックスへの布石なのか、それともただの気のせいか。はてさて。

|麻帆良祭2日目(4回目)
|PM 1:37

 まずは図書館島。色々と大変だった木乃香とネギが、カモからアスナの話を聞いて早速カフェへダッシュ! ということで、他の図書館組メンバーとはすでに解散したみたいですね。というか4回目と言うことで、また時間戻ってる様子?
 夕映のその後とか、ハルナはどうなったとか(仮契約出来てるとは到底思えませんがw)楽しみな部分もあったので、その点は少々残念です。そのうちあるだろうフォローに期待。

 カフェでは、地下から戻ったタカミチ救出隊の面々が談笑中。
 主な話題は、初デートの服装と魔法使いの使命について。
 そして途中からネギと木乃香も加わって、魔法界の簡単な解説も交えてタカミチと「赤き翼」について。

 ・初デートの服装

 カッコイイ服装はアスナらしくて好きってのは美空と同意見。

 あと、メイがちょっとずつ自己主張を始めた(積極的に意見を言うようになってきた)のはいい傾向だと思います。普通の恋に恋する女の子って感じで可愛らしい。
 最近ラブひなアニメの感想書いてませんが、視聴はちゃんと続けてまして。先週ちょうどメイの回だったので、今自分の中でメイ株上昇中だったりします(笑)

 ・魔法使いの使命

 高音さんのご高説。

 □崇高な使命があり恋愛などの些事にかまけている暇はない
 □人間世界に生きる魔法使いの使命は 世の為人の為にその力を使うこと
 □その実現の為に無私の心で打ち込まなければならない
 □力ある者は力なき者の為にその力を使わねばならない

 超あたりが聞いたら鼻で笑いそうな、典型的お堅い魔法使いですね。高音さんは。
 そして…

 「いずれは あのサウザンドマスターのような「偉大な魔法使い」となるのです!!」

  …高音、高らかに宣言。
   いやでも、ナギ本人は高音が目標とするような崇高な人物とはちょっと違うような…^^;

  同じマギステル・マギでも、ネギと高音で訳し方が異なってるのもポイントなのかな。「偉大な(る)魔法使い」と「立派な魔法使い」、ちょっとしたニュアンスの違いだろうけれど。

 「あなたがサウザンドマスターの子供だからといっても 私は特別扱いはしませんからねっ!!」

  …確実に意識しちゃってる発言。可愛いなぁ高音。

 ネギが現れて慌てて顔隠して立ち去るナゾのシスターとかw、後ろでタッチしてるオコジョのシュールな姿とかw 細かいところも要注目(笑) 

 ・高畑・T・タカミチ

 そして話はタカミチのことに。
 デートのことを聞かれて「う・・・・うん」って照れながら頷くアスナが可愛すぎるのですよ。

 「サウザンドマスターとその仲間達の一行…「悠久の風」の「赤き翼」といえば
  その活躍は全魔法世界に知れ渡り
  英雄とまで呼ばれた彼らは 当時の少年少女の憧れだったと聞いています」

  …「赤き翼(アラルブラ)」ですか。メモメモ。
  おそらく大戦時のひとコマなんでしょうが、後ろには棒状の武器(?)を持った人型の巨大な物体と(スクナのような魔族?)、それと戦っている風な、空を飛ぶ飛行船のようなものが見えます。大戦時の戦いを描いた直接的な描写はこれが初めてだったと思いますが、これだけで相当な規模の戦いであったということが垣間見えますね。

 タカミチが雑誌の表紙……木乃香も驚いてますが、同じく「赤き翼」だったお父様(詠春)もひょっとして…?w あり得なくはないと思うのですが…(笑)

 ・魔法界

 魔法界についての小情報。

 □ネギは行ったコトはない(カモも)
 □何かスゴイ所らしい
 □高音は子供の頃住んでいた(素晴らしい所)
 □ほとんどの魔法使いが暮らしている

 3へぇ(by木乃香)

 この魔法界=超の言う異界なんでしょうが、高音があっち育ちだと聞いた美空の反応を見るに、なかなか難儀な感じがします。少しだけ超の考えが理解できそうな、そんな感じ。

 タカミチは魔法が使えないのでマギステル・マギにはなれないと聞いたアスナさんの反応。

 「む―――っ そーゆー差別はキライだな――」

  …これ、ちょっと神田さんっぽいですw

 戦闘能力格付けとかいう新しい指標が登場しましたが、これ今後も登場するのかしらん。
 スカウターチックな強さ指標なんかにはならないとは思いますが、気になります。

 悪の秘密組織…ネギもアスナも冗談で流してますが、何度かそれっぽい人たちと遭遇してきたでしょうに^^;
 今後のネギま!の展開では、やはりそういった方向へ進んでいくと考えられますし…なかなか興味深い話です。

 「私・・・・高畑先生のこと・・・・何も知らないんだ・・」

  …今週は起承転結の“起”ということでしたが、いかにも動機付けといった感じのひとコマ。
  魔法使いであるタカミチについて、もっと知りたいと思うアスナ。そしてゆくゆくは自分自身の過去へと向き合うことへと繋がってゆくのでしょうね。

|世界樹広場
|タカミチの心に決めた人は…?

 アスナの可能性・・・無きにしも非ず?(笑)

 ということで今週の感想はここまで。
 魔法界のことや、ナギたちの現在の評価などが分かってきて、ネギがこれから進む道の輪郭がおぼろげながら見えてきた感じがした129話でありました。

+ネギプリ5 結果発表!!

と、いつもならここで終わりですが、今週はアレの発表があったのでそちらもチェックw
マガジン7号のアンケートでコッソリと行われていた人気投票の結果発表です!

亜子編の最初の回での実施だけに、亜子の順位アップは間違いなしと言われてましたが結果はいかに!?
第1位から順に見ていきましょう。

第1位 神楽坂明日菜 15156票

第2位 エヴァンジェリン 9952票

第3位 桜咲刹那 8765票

ということで、トップ3はこの3名。亜子3位入りならず…。ん〜・・・やはりこの3人は固いかぁ…。
アスナが初のネギプリ獲得で、メインヒロインの面目躍如。まぁ今週も可愛かったしなぁ…。しょうがない。
いやいや問題はここからですよ。気を取り直して第4位から!

第4位 和泉亜子 8301票

だいg・・・い・・・

第5・・・・え?

ちょ・・

・・え…?

第4位 和泉亜子 8301票…。

ちょww …ま、まじっすか!!?www 出てくるの早いよ亜子!(笑)

ってことは、上から順に

「アスナ→エヴァ→刹那→亜子」

ということに。…何このトップ4(笑)

みんなの脇役スターが、今度こそ脇役を卒業してしまうのか!?
亜子の出番、増加の予感ですw

それにしても、以前のネギプリと比べてこの票数の増え具合は異常じゃないかなぁ。
いくら巻末アンケでの投票だからって、初回のだって同じ方法だったはずだし…
ちょっと「?」が残りますが、まぁ亜子が順位上がったんでいいや(ぇー

 

 

ネギま!感想

+128時間目『恋と友情の最前線』

図書館組というか、夕映とのどかの恋物語、3週目。
前回、まさかの夕映の身投げで終わったわけですが、さてさて夕映の安否やいかに…w

|滝壺へと落ちていく夕映
|しかし、自らロープを投げ、事なきを得る

 ということで、夕映はどうなってしまうのか!?の正解は、“自分で助かる”でした。

 これは予想できない…^^;

 ・夕映は行き止まりから逃げることが第一の目的だった
 ・でも、追い詰められたせいで口走った言葉があからさまにアレだったので、ハルナやカモをはじめ全国の読者が身投げだと思い込んだ

 結果的にはそういうことになるでしょうか。
 先週の引きを印象付けるための、ちょっとしたミスリードといったところ。

 でも「のどかにごめんと言っといてください」とか言ってますし、夕映も確信犯でやってますよね…^^; 先週はちょっと分かったようなこと書きましたが、やっぱり夕映の考えることはよく分かりませんw

 それにしても、空中でロープ投げとは……夕映にしては珍しいアクロバティックな動きでした。 カモ曰く「さすが図書館探検部だなー」だそうですが…、図書館探検部っていったいどんな訓練してるんですかっ(笑)
 パルはともかく、木乃香もまぁそこそこか。でものどかは体力面では苦労してそうだなぁ…。その点は部内でも適材適所でやってるのかもしれませんが。
 何はともあれ、夕映が無事でよかったよかった。

 しかし、多くの読者を欺いた罰でしょうかw ロープのフックが壊れて、下層に落下してしまう夕映。 夕映の行く先を確認したのどかは一人駆け出し、ハルナとカモも反省と言い合いを交互にしながら下へと向かいます。

 ここで何気に先週の装甲防火扉によるグループ分けが活きてますね。
 ・のどかのいる位置は装甲防火扉もなく、下に降りるという点では一番近いポジションに位置している
 ・落ちる夕映を容易に助けられるネギは扉に挟まれて無力化されている
 ・同じく、城から落ちる刹那を助けた前科(w)のある木乃香も無力化されている
 話をスムーズに進めるための隙の無い分け方でした。

 カモとハルナのやりとりは、カモと朝倉のそれと似てるようで異なってますね。
 ところで、カモ“先生”とはいったいどこからきた呼び名なんでしょ。

|水面に広がる波紋、落ちていく意識
|夕映のモノローグ……それは2年前、4人の出会い

 「当時 大好きだった祖父を亡くした私は
  世界の全てが くだらないもので出来ているように感じられていたです」

 過去話キターw
 もうね、こういうキャラ(とキャラ同士の関係)を掘り下げてくれる話って大好きです(笑)
 幼い夕映に、あどけないハルナ、そして…お下げ髪のどか! そうそう、“今と違う髪型”ってのも過去話の見所ですよねぇ。赤松先生、流石にツボを外しませんw

 内容の方は、祖父を亡くして無気力になっていた夕映が他の3人と出会って、世界はまだまだ捨てたモンじゃないということを実感するというもの。なるほど、図書館組の友情にはこんな裏話があったのですか…。
 うるさいのと、トロイのと、天然の人と、そして根暗のデコッパチと…。いいですねえ…こういうハートウォーミングな感じ。

 それに

 「ほ・・・・本 好きな人に・・・・
  悪い人 いないと思いますから――・・」

  …ちょ、何この可愛い子。ときめいた…!

|目を覚ます夕映。頭をよぎるのは後悔の念…
|そこへ、傍らにアーティファクトを浮かべたのどかが現れて…

 夕映の落ちた場所は、意外と浅めの地底湖。落ちる時まだ結構な高さがあったように見えましたけど、よく無事でしたね^^; 深いところに落ちてから流されて来たとも考えられるけど、近くにはそばにあったっぽい滝も見えますし…どうでしょ。

 そして現れるのどか…。いよいよ今シリーズ最大の見せ場とも言えるであろう、のどかと夕映の直接対話のお時間です!w

 のどかのアーティファクトを見て、全てを知られたと分かった時の夕映の体の震え。
 歯を噛み締めながら、涙を流しながら、夕映が初めて口にした『ネギが好き』だという肯定の返事、「…はいっ」。
 自分ひとりで思い込んで、ひたすら謝罪を繰り返す夕映。
 「消える」という言葉に思わず飛び出した、のどかの平手。
 そして、打ちひしがれる夕映を包む、のどかの抱擁。

 暖かく切ない、ふたりのやりとり。

 「うん 嘘・・・・ ちょっと辛くて苦しい・・・・」

 「ネギ先生にまだ好きな人いないんだったら 一緒にがんばろー ゆえ」

 「だから・・・・友達でいて ゆえ」

 あぁもう……! のどか良いコだよのどか…(つД`)

 その後、「ゆえ」「ダメです」「ゆえ」「ダメです」の押し問答になったところで、ハルナがとび蹴りで乱入w ひとまず一件落着。

|ラストは図書館のベランダで、やや強引に夕映と仮契約
|久々、5人目の仮契約者の誕生となりました

 ということで、めでたく夕映がパクティオー!
 「ど・・・・どうも」の照れる顔が激しく可愛かったり、木乃香にいいように操作されたり(英国紳士って何なんだw)と、何だかネギの方が目立ってる気もしなくも無いですが(と言うか元々ネギが主役ですがw)、カードを手に入れた夕映のこれからに期待して…。

 とりあえず、128時間目感想でした。そろそろいい時間なんでここまで^^;
 明日、何か加えたいこと思いついたら追記したいと思います。

 

 

雑記

+...

こっち帰ってから音沙汰無くてスミマセンでした…
無事に日本に戻ってきております。っていうかもう土曜ですか…!
ネギま感想がここまで遅れたのは、書き始めてから初めてですね…。
いかんいかん…。

+ちょこっとイメチェン&リンク追加

気分を切り替えるためって訳でも無いですが、タイトルロゴとか、ちょこっと変えました。
“柔らかく、スマートに”がテーマです。 と言っても今決めたんですがw
新しいトップ絵(というかトップ写真)には、N.Y.で撮ってきた写真を先行公開。
追々他にもお見せ出来ると思います。
かなり特徴が隠れてるので、これだけで何の写真か当てるのは難しいと思いますが
ネギま!読んでる方は、どこかで見たことがあるはずの場所ですw

そして久々にリンクを更新。ブログを中心に、数サイト様を追加させて頂きました。

おまっ、ちょ、やめろよ / ペペロニさま
tao / wingさま
ネギま部屋(楊さんのページ別館) / 楊さんさま

何か不都合がありましたらご連絡くださいませ。よろしくお願いしますm(_ _)m

ということで、オルタ買ったけどプレイ出来てない9216でした^^;
早くやりたい〜!w それでは〜!

 

ネギま!感想

+127時間目『トロトロ三角関係、危機一髪!!』

先週から描かれている図書館組の恋愛模様、今週はその続き。
パルをはじめ、のどかにこのか、そして夕映と、皆それぞれこれまで見せたことのないような表情を見せてくれて楽しい回です。話の内容の方は、木乃香がいい感じに笑いを取りつつも結構シリアスなんですけどね^^;

まずは先週の続き、夕映の涙から。

|ネギを好きになってしまったこと。それを否定したい夕映は、その場を逃げ出す。
|本棚の陰で、そのやりとりを聞いてしまったのどかは…

 「気持ちってのはさ 特に誰かを好きになる気持ちなんてのは・・・・
  自分じゃどうにもならないものなんだからさ」

 パルが諭すつもりで言ったこの言葉が、逆に夕映を追い詰めてしまった様子。
 違うと言い張り、駆け出す夕映。それを追いかけるハルナと木乃香。

 そして、本棚に張り付くのどか(笑)

 その後の木乃香に気づかれて必死で口を押さえるしぐさと言い、のどかの可愛さ5割り増しといった感じです。

 「あ あの のどか とにかく今は落ちちゅっ…
  おちゅちゅいて あの はう あわっ」
 「はひっはうっ あわ あのっ…
  あと いえ ひえ? はあああぁあっ」

  …会話になってないし(笑)

 一方の夕映はと言うと、逃げる途中でネギとドッキリハプニング。
 まさかこんなことになってるとは思いもよらないネギ君は、自然な成り行きでのどかにも声をかけ、事態はパル曰く「うっひゃー こらオモロイことに・・」w

|ネギ、のどか、夕映。一触即発トロトロの三角関係大会。
|そして、それに追い討ちをかけるパルの三角関係談義。

 毎週?締め切りという修羅場をくぐってきているだけあって、スリルを楽しむ余裕を見せるパルに対して、木乃香はかなりのテンパリ具合。木乃香のこの慌てっぷりが見てて微笑ましいですw
 いつもはのほほんとしてて、こうした色恋沙汰には疎いと思われる木乃香ですが、一度スイッチが入るとなかなか面白いことになるようです(笑)

 「今のは!? 今の2人の行動はどゆこと!? カモ君!?」
 「ふ〜む?」
 「この後どーなるん!?」
 「さあなー」

  …オコジョに遊ばれてます^^;

 木乃香はテンパッてますが、この行動なんかは単純に…
 1.何かいつもと違う空気を感じつつも、のどかを立たせるために下がる夕映
 2.さっきのことが気になって、なんとなく夕映に合わせるのどか
 3.本気で歩くの早かったと思って2人に歩調を合わせるネギ
 でいいかな。今までは無かった2でののどかの行動がポイントでしょうか。

 この3コマはコピペのような絵を並べながら、その配置と擬音語や漫符で、各キャラの移動とその時の感情が表現されてる点もなんとも漫画っぽくて良い感じです。
 同じ“後ろに下がる”という擬音語ひとつとっても
  夕映「つつつ・・」
  のどか「(小さく)すすっ・・」
  ネギ「(大きく)す すすすっ・・・」
 といった違いがあり、絵の動きだけを見るとどれも同じように後ろに再配置されただけなのに、ネギは特に何も考えず大胆に後ろに下がっている感じが見て取れます。
 漫符なども合わせて、この単純な3コマだけでも
  ・のどかのいつもと違う行動に戸惑いを覚える夕映
  ・夕映を思って気を使うのどか
  ・何にも気づいてないネギ
 という三者三様の感情が表現されているのは、なんとも面白いです。

 そして、その後はしっかり今後の伏線も登場。

 「せや アスナに連絡して助けをっ・・」
 「あー向こうは向こうで大変みてーだからやめとけよ」

  …どうやら明日菜の話も同時進行してるみたいです。タカミチ関連でしょうか?
   図書館組がひと段落したら、その後はメインメンバーに話が戻るんでしょうかね。
   そういやぁ、しばらく明日菜の顔見てないよなぁ…w

 続いて、日本の名作コーナーでネギが手に取ったものは夏目漱石「こころ」。
 パルが言うようになんともタイムリーですが、ネギには何がなんだか。

   「こころ」といえば、中学だか高校だかの教科書に載っていたのを読んだくらいですが、その時は自殺のシーンの描写が印象的だったくらいで三角関係うんぬんはあんまり意識してなかった記憶がありますね。教科書に収録されているのも断片的でしたし。
 あ、でも授業で映画かドラマかなんかのビデオを見せられて、それは楽しかった思い出が(笑) 映像見てるだけで1時限終わるって、それだけで嬉しかった頃ですw

 その「こころ」ですが、インターネットの電子図書館『青空文庫』で読むことが出来ます。先生とKのお嬢さんを巡る三角関係、そして2人がそれぞれ死へと向かうことになる気持ちの推移。まだ味読の方は、一度呼んでみると夕映の心情が理解しやすくなるかもしれませんね。

  参考:青空文庫 - 図書カード:こころ

 「兄貴の場合 三角どころじゃねー気もするが」

  …カモくん作のネギ恋愛相関図の登場。色々と妄想したい部分がありますね(笑)
   亜子が微妙に入ってることをとりあえず祈りつつw
   さて、ネギま人物相関図と言ったら、ネギま部屋(楊さんのページ別館)さま。
   いつも更新お疲れ様です^^

|探検大会終了。
|なんとか落ち着きを取り戻した夕映だったが…

 自販機に売ってる色んな怪しげなジュースが気になりますが、ここはポーションでしょう(笑) 7日発売ですので、なんともタイムリーなネタですねw

 参考:
 FINAL FANTASY XIIとのコラボレーション商品化 -「ポーション」商品概要発表!-

 探検大会も無事に終了し、とりあえず飲み物で一息ついた夕映たち。
 アーティファクトの話で盛り上がります。

 「また危ないことがあった時に 仮契約してたほうがやはり安全ですし」

  …いざって時にはカードで呼び寄せることも出来ますしね。

 「カモ君の話だとアーティファクトはその人の性質に合ったものが出てくるそうです」

  …そう、例えば注射器とか(笑)

 そんな感じで談笑。
 無事に今まで通りの立場に収まったかに見えた夕映でしたが、のどかから先程の話を聞いてしまったと告白され事態は一変します。

 「ゆえ・・・・何で・・・・言ってくれなかったの?
  私・・・・イヤだよ――・・そんなの・・・・」

 再び駆け出す夕映。どうみてもネルフ本部ですと言った感じの廊下を駆け抜けながら、追ってくるネギたちを見て装甲防火扉を閉めます。

|装甲防火扉の向こうで

 「もっと早く死ぬべきだのになぜ今まで生きていたのだろう」

 『こころ』において、Kの遺書の最後にはそのような意味の言葉が書いてありましたが、まさにそんな言葉が聞こえてきそうな表情の夕映。
 10巻でのあの出来事。ネギの相談を自分の都合の良い様に答えてしまったあの時から、既に夕映の葛藤は始まっていたのですね。

 そして今回、のどかに知られてしまった。

 のどかに嫌われることを何より恐れていたのに、心の底からのどかを応援していたはずなのに…
 それなのに抱えてしまった、愚劣で、アホで、汚らしい感情。

 のどかにその想いを知られてしまった今、これまで通り隠して応援することも出来ない。
 ただ出来るのは、その想いを、自分ごと消してしまうこと。

 ハルナの説得も及ばず、夕映は滝壺へとその身を投げるのでした…。

|夕映の感情

 いやはや、まさか身投げとは…。かなり追い詰められた状況とはいえ、夕映がそこまで思いつめていたとは…ちょっと驚きでした。
 夕映の考えは文学少女らしく、なかなか文芸的なところがあってやや難儀です。
 「精神的に向上心のないものは、馬鹿だ」という一文がギャグっぽく引用されていますが、今回の夕映の感情はまさに『こころ』におけるKの感情と似通っているものがあり、やはり一度『こころ』に目を通してあるのとないのでは理解度が違ってくると思われます。
 道のためなら全てを犠牲にすべきだ。恋も道の妨げとなる、というKの考え。
 ましてや夕映にとっての道は、のどかを応援しその助けとなること。
 道と真逆の方向へと事態を進めるこの自身の恋心は、夕映にとってはさぞや「愚劣でアホで、汚らしい」感情だったことでしょう。

 さてさて、夕映の安否が気遣われるところですが…
 図書館島ということでクウネルの再登場にも期待。
 落ちたところがクウネルの住み家、とかはちょっとありきたりでしょうか^^;
 それと、個人的にはカモの名誉挽回にもちょっと期待したり。
 元はと言えば、カモのいぢめも今回の原因の一端を担っている訳で…
 そんな感じで、すっかり夕映に苦手意識を持たれてしまっているカモが、今回木乃香の頭から飛び出して扉をくぐり抜けた意味を見せて欲しいところです。見せろ漢気w

 のどかもアーティファクトの力を借りはするけれど、夕映のことをさらに理解して、次回はお互いの絆をさらに強いものとするような締めを期待したいと思います。

 

 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送